福岡大学医学部 心臓血管外科

入局・研修について
TRAINING

メッセージ

学生の皆さんへ

福岡大学心臓血管外科では、出身大学や経歴などが様々な医師が働いています。
医局員には専門医の取得は当然として、学位の取得、海外への留学、国内トップ施設での研修は、外科医としてのキャリアを積む上で非常に重要なことだと考えており、出来るだけ支援を行っています。
学位は医学の進歩に貢献した証であり、学位を取得する為には多くの論文を読み、データを解析し、それを発表して形とする過程が必要です。医師として論理的に物事考える基礎が養われる重要な過程と考えています。学位に関しては臨床研究での取得も可能ですし、希望により再生医療などの基礎的な研究も可能です。海外留学は最新の知識や技術を習得するだけでなく、異文化に触れて人間として成長できる貴重な経験でもあります。この数年でもアメリカやフランスへの海外長期留学を医局員には行わせています。また、短期の海外研修も奨学金制度などを利用し積極的に支援しています。国内トップ施設での研修は、高い技術を習得すると共に、多くの志の高い仲間が全国に出来るという点で大変重要な事と考えています。

具体的には、この数年は、成人や小児の心臓血管外科研修のため、榊原記念病院(東京)に常時2名の医局員が研修しています。

手術というのは決して天才的な才能が必要な訳ではなく、きちんとしたトレーニングの積み重ねのあとに、一定の技術として蓄積されるものです。

むしろ基礎の蓄積がない天才的な手術は、安定した結果が出せず患者さんに迷惑をかけてしまう危険性もあります。若手医師を一人前の外科医に育てるのは医局の使命と考えています。福岡大学心臓血管外科では、若手医師も積極的に手術を行っています。出身大学や経歴に関係なく同じような志を待った医師が集まっていて、働きやすい医局と自負しております。また、研修プログラムは個々の事情を配慮し適宜きめ細かく変更しています。

心臓血管外科医になりたいと強い意志を持つ若手外科医の入局を心からお待ちしています。

学生の皆さんへ

スタッフ一同お待ちしています。